たけ

4ヶ月、3週と2日のたけのレビュー・感想・評価

4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)
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完全に主人公の視点のみで描かれている、まるでドキュメンタリーのような映画。人と人の会話、そして町の様子など、それら自然な空気をありのままフィルムに焼き付けている感じ。それだけでも観る価値のある作品だと思います。

僕はこの映画、「自分のことしか考えない大人たち」を描いた作品だと解釈しました。唯一主人公はルームメイトのために奮闘するわけですけど、何が彼女を突き動かしているのか。その内面がよく分からない・・・。だけど、それがまたこの映画の面白いところなのかもしれません。
生々しい映画でした。
たけ

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