ルーマニア映画。
見ながら「ザ・トライブ」を思い出した。
ウクライナにしてもルーマニアにしてもぉ!!
痛い!
辛い!
キツい!!
ストーリーやワンカット手法、固定カメラなどの描き方は目新しいもので…
正直、観た事を後悔した
生半可な気持ちで手にして良い作品じゃない、全編居心地の悪さを感じた
これは自分の性別が男だっていうのも関係しているだろう
多分、この話しは理解出来ない
男が何を言っても的外れ…
ルーマニアでは中絶が違法だったこと、まず避妊具が売ってなかったこと、いろいろ知らなかったのでまずそのことに驚き。
とにかく子供を増やせっていう政策だったのかな。
そうすると当然妊娠しちゃう女の子も…
このレビューはネタバレを含みます
2007年において、大した予算をかけずともチャウシェスク時代の風景を再現できてしまう、実はあまり変わってないルーマニアが、恐ろしい。
何より、ラストカットの視線。
その瞬間、彼女は、チャウシェスク…
チャウセスク政権時代のルーマニア。
ルームメイトの堕胎をめぐるヒロインの1日。
依存心の強い妊娠4ヶ月のルームメイトに依存されることにより、放っておけず支配されてしまうヒロイン。観ていてとても不…
友達の中絶を手伝う長い1日、というと現実でもありそうな話ではあるけれど、国も時代も異なれば状況も変わる(作品中のルーマニアではそもそも中絶が違法行為)。
日本では中絶を扱う話は本人の葛藤や覚悟に焦…
少しでも想像力があれば、それほど特殊な話ではない事は直ぐに判る。
それ故、見応えはあるが終わってみれば
「だから何なの?」
的な話でもある。
が、東欧の独裁政権下での閉塞感はハンパじゃなく、追い詰め…