「妊娠4ヶ月、3週と2日」を迎えた1日を長回しで描いていく。緊迫感が凄まじく、固唾を呑んで見守っているうちに、あっという間に見終わった。
人口を増やすために中絶が禁止されていた、1980年代のルー…
1987年のルーマニア。とある大学の寮で生活する女子大学生のオティリア。長期政権を敷くニコラエ・チャウシェスク大統領の政策で避妊と中絶が禁止される中でルームメイトのガビツァから望まぬ妊娠をしているこ…
>>続きを読むドラマ。ルーマニアは第二次世界大戦後、旧ソ連の圧力で社会主義となり、チャウシェスクが独裁政権を築くと、労働力確保のために多産を奨励し、中絶禁止令を出し、違反者を処罰した。そのために非合法で闇に隠れた…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
中絶する本人は何も感じてないんだろうなぁと。
又、同じ過ちを繰り返すことでしょう。
一方、ルームメイトは、命の尊さとか無責任な人間とか自分勝手な男とか、いろいろ考えたんだろうなぁ。
失敗から学べる人…
なんで当事者があんなに頭よわよわなの???ってめちゃイラつくけどホルモンのアレでアレなのかもと思うしかない。
こんなに一生懸命になってくれるルームメイトが居てお前は幸せなクソアマだな…となった。とに…
チャウシェスク政権下のルーマニアを舞台に、法律で禁じられた中絶に臨む一人の女子学生と、それを犠牲的なまでの思いやりで手助けするルームメイトが送る辛く長い一日の出来事を描く。
1987年。官僚主義…
この話はしないと言っていたけれど、この日の秘密を2人はずっと抱えて生きていくんだろうな。と感じたラストシーンでした。だから一件落着!ジャン!と綺麗に終わらないのかな。と。
結局男の人は女の人の気持ち…