ハテナ

都会の牙のハテナのレビュー・感想・評価

都会の牙(1949年製作の映画)
2.6
ひょんなことから毒薬を盛られた男が、なぜ自分が狙われたのか、犯人は誰なのかを追いかけるサスペンスムービー。どことなく錯乱しながらも、こういう行動力があって徐々に真実に近づいていく系の話はけっこう好きです。

作中で用いられている「蛍光毒」がなんなのかは正直よくわかんないですが、一気に飲めば即効性、ちょっとの混入ならじわじわ死んでいく、というところも特徴的ですね。残り少ない時間から、なんとか犯人を見つけるために必死になる主人公のキレも見どころです。

怪しいひとが続々出てくるも、最後まで1本に絞り切らないところもじれったいし、すべての真相を語り終えたところでタイトル回収するエンドがきれいなまとまり方をしています。

観た日:2023/2/26
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