MGMらしい豪華な映画であり、地震や建物爆破の演出も圧倒された。
サンフランシスコ地震を題材にした作品だとは知らず、地震のシーンで気づいた。
クラーク・ゲーブルとジャネット・マクドナルド、古き良きMGMスターの主演で、筋も懐かしき1930年代らしく、なんとも素晴らしい。
「新しいサンフランシスコを創るぞ！」と人々が立ち上がり、リパブリック讃歌を歌いながら力強く明日に向かって歩き出す。サンフランシスコの瓦礫と化した街を見下ろす人々。そして、1936年当時の高層ビルが立ち並ぶ繁栄の街へと変貌したシーンで終幕する演出に心が熱くなった。
