ある一日のイランにおける女性の不遇な扱いが描かれるジャファル・パナヒ監督作品。
登場する複数の女性がリレーのように物語を繋いでいく。リレーというよりかは巡り巡っての方がいいかもしれないけど…
女の…
パナヒ監督。
もちろんイランでは上映禁止。
辛いなぁ。
イランでの女性たちの当たり前の生き辛さが当たり前に描かれる。何をするにも女性じゃダメ、許可証なきゃダメ。ダメ、と言われてもほとんど理由はなく…
初ジャファル・パナヒ監督☆
イランの監督さんです🇮🇷
元はアッバス・キアロスタミ作品の助監督さんだったんですね。
この作品、本国イランでは上映禁止だとか。
だけど世界30カ国で絶賛され、ヴェネチ…
〈イランに生きる女たち〉
イスラム社会の因習は、さまざまな形で女性を縛りつける。生まれた子が男の子ではなかったことを嘆く女性、身分を偽って帰郷する女性、チャドルを着ることを拒む女性。本作はこうし…
イランにおける女性の不公平な地位や立場、それらから生じる女性たちの様々な困難や苦悩を、シネマ・ヴェリテ的手法を用いて切迫的に描き出している。本作品で政治的なメッセージを強く押し出したジャファール・パ…
>>続きを読む同じ女性として、見ているのが辛かった。産まれた子供が女の子である事がそんなにいけない事なのか、それがまるで罪の様に感じる親族の言動にゾッとした。人間はなぜ差別をするのか、そこから生まれるのは憎しみや…
>>続きを読む出産シーンの母親の苦痛の絶叫がタイトルバックに鳴り響き、壁一面が白い空間から「おめでとうございます、女の子ですよ」という看護師の明るい報せがある。ただその女性の母親は生まれて来る子供が男の子だと思…
>>続きを読む流麗な長回しカメラワークを通して主体が変遷していくのが新鮮。観る者は演者による劇的な白熱さに目を奪われるというよりかは寧ろ、群像劇に映し出される社会の中に自然と自身を見付け、呼応させることによってそ…
>>続きを読む追い詰められ、ギリギリのところで持ちこたえている女性たちの群像劇。イランの女性が社会的に抑圧された状況がリアルに伝わる。安定しないカメラや、アップとバストショットの多用、テヘランのごちゃごちゃした白…
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