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チャドルと生きるのmiraのレビュー・感想・評価

チャドルと生きる(2000年製作の映画)
4.5
被写体が次から次へと移行していくところがいい。急にとんでもないショットを挿入してくるところもすごい(二人目の被写体の女が逃げるシーン)※。それでかつ主題から外れていかない感覚はズバ抜けている。あと最後の女が逃げる女を見るシーンな。

※このシーンは『これは映画ではない』でもパナヒが触れているシーンでもある。

・追記
ただ冒頭のショット及びラストショットに関してはやりすぎな気がしないでもない。この辺りは好みが出てしまうかな。映画の奥行きというか、拡散していく思想や細部を見いだしづらくなる気がしなくもない。
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