キャベ

ゴースト・オブ・マーズのキャベのレビュー・感想・評価

ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)
2.7
大金をかけて撮影した、安っぽい映画。
視聴後に、自分は一体何を観せられたのだろうと首を傾げるような魅力があります。
‥魅力か、それ?

火星を開拓している宇宙時代、火星の先住民の悪霊っぽい奴らが復活して、人間の体を乗っ取って攻撃を開始。
生き残った警官隊と囚人たちは、果たして脱出できるのか?‥みたいな内容です。

まず、敵がヘビメタ。KISSみたいに白塗りの顔で、メタルな格好をして終始「ゔぉぉあ!!」とか叫んでいます。意思疎通不可能。

ロックなギターがギョンギョン鳴り響く中で、銃撃戦と爆発。あと手裏剣みたいなのが飛んできて首チョンパ。映画後半はずっとそんなのが続きます。

若き日のステイサムが出てますが(すでに頭髪あやしい)、警察の特殊部隊みたいな格好をしていて逆に弱そうな上、女副隊長をモノにしようと性欲丸出しです。

一番メイクが濃い、ラスボスっぽい敵は、天井をぶち破って登場するのに、10秒で火だるまにされて撃退されたりします。

舞台の火星は、模型っぽかったり、いかにもセットっぽかったり。

主人公の女副隊長の判断のせいで、次々味方が死んでいきます。

面白いかつまんないかで言うと間違いなくつまんないんだけど、またそのうち観たくなるような不思議な映画です。

最低。でもそれが最高。
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