おれさま

ドーン・オブ・ザ・デッドのおれさまのレビュー・感想・評価

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)
3.8
"地獄が死者であふれた時、死者が地上を歩くのだ"

わーわーわーわー、ぎゃーーーーー。
ぐちゃぐちゃー、ばーん、どっかーん。
お盆休みだあああああ。

取り乱しました。
これ名作。過言ではない。
超正統派ゾンビ映画。2000年代初頭のゾンビとしては完成系。何年ぶりにみたことか。
ストーリーはほぼ異なる作品ではありますが、我らがA・ロメロのナイト・オブ・ザ・リビングデッドのリメイク作品。全力疾走なゾンビの時点でほぼオリジナルと化してますが。

純粋に、ゾンビ映画の良いとこ取りでまとまりのある作品という印象。物資が豊富なショッピングモール、そして迫り来る大群のゾンビ。仲間割れや生存者との合流。成金キャラや妊婦に高齢者。これだけでも最高でしょ?

モールの件りはダレると感じる人もいるかもしれないけれど、ゾンビ映画特有の静と動、疾走感と人間ドラマのメリハリがいいんだよなあこれが。
登場人物が多い分、キャラの深みは薄いとこは難点。でも、こんな壮絶な状況と尺を考えればお互いを深く知る余地無いし、まあ死ぬし。
総じて、何年経っても観たくなってしまう中毒性含め、ゾンビ映画として大満足。

A・ロメロのゾンビはザ・ゾンビって感じで最高ですが、こちらの全速力ゾンビもcool。本能の赴くまま。
でも主人公、病院の仕事着でそのままベッドはだめだあああああ。

夏、最高。皆さんはどうお過ごしで?レビューできない分、充実してる証拠ということで…甲子園球児がゾンビになったら勝てないだろうなあと思う、夏のまほろば。
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