わにたつまき

ドーン・オブ・ザ・デッドのわにたつまきのネタバレレビュー・内容・結末

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます


走る系のゾンビ。

ロメロ版から、ショッピングセンター立て篭もりのプロットを拝借した、似て非なる作品。

ゾンビ自体は走る、脳を破壊されたら死ぬ、ゾンビに噛まれたらゾンビになるが、自然死した死者が蘇ることはない。
ゾンビは人を食べるというよりも、人を噛むといった感じ。

ザック・スナイダー版の素晴らしいと思う所は、ゾンビディザスターの始まりを凄くカッコよく描いてくれたってとこかと思っていて、早朝ふと目覚めると、顔を激しく損傷した少女(ファーストゾンビ)が家の中に侵入してきていて、夫が少女に襲われて絶命、直後に夫が蘇りアナに襲いかかってくる、なんとかしのいで家から脱出すると、外は混沌の極み、隣人が寝衣のまま襲撃者(ゾンビ)に向かって発砲、アナにも銃を向けて来る。次の瞬間その隣人を救急車が跳ね飛ばす。アナは車に乗って襲撃者を振り切りその場を離れる。上空からの俯瞰映像になるといくつもの煙が上がり、もう世界は駄目なんだなぁって理解できる。

ここまでが秀逸。
 
軽いノリで視聴できるホラー映画。
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