McGuffinマクガフィン

ボーイズ・ボーイズ/ケニーと仲間たちのMcGuffinマクガフィンのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

これはハロウィン映画だぁ🎃
そして掘り出し物の良作!
仲良しのケニーとダグ。二人にくっついてまわる向かいのちびっ子シャーマン。ジャイアン的存在のジョニー。
理解のあるケニーのパパ&ママ。
ユーモアのある担任の先生。
近所の老紳士。

本気のイタズラとかクスッと笑えてじわじわのとくるものがある。二人とも器用すぎない?

愛犬ボブの出来事、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」みたいなとこもあった。
死を意識したことのない子供が初めて死を意識する。これは「スタンド・バイ・ミー」みたい。線路の上歩いたりとかも。

BTTFみたいな車に掴まるスケボーシーンとか爽やか🩵
シャーマン、ど根性カエルみたいなTシャツ着てる🐸

ケニーとダグのイタズラはまあいいとして、ジョニーの"犬の糞攻撃"はちょっと🤣
わざわざ犬の💩集めて紙袋にいれて、他人の家の玄関前でオイルかけて燃やして呼び鈴を鳴らすという…よくもそんな極悪非道なイタズラが思い浮かぶもんだ😂

彼らのことがよくわかっていく後半にいくにつれて物語は面白くなっていく。終わらないでとさえ思う。

一つ一つの出来事が浅く、ゆるくい。それは2年間の片思いでさえも。すべてがテンポよく過ぎていく。引き算の演出。削ぎ落とした表現。その空白を埋めるのは観客自身の子供時代の思い出なのかも。派手さはないけれど少年期にしかない輝きが清々しく溢れ出ていた。

音楽も心地よかったなぁ。

エンドロールの後に正しい手錠の使い方が🤭