四大フレンチホラー作品の一つである、スプラッターホラー映画。
・あらすじ
大統領選挙の決選投票に揺れるフランスでは、各地で暴動が勃発していた。そんな中で5人の若者たちは、この混乱を利用しオランダに逃亡する事に。国境近くの宿屋にて待ち合わせるが、その宿屋は常軌を逸した異常者一家の巣窟だった…。
・感想など
この作品で「ホラー映画」の鑑賞本数100本目！
フレンチホラーらしい、“美術的表現を組み込みながら、強烈で残虐なゴア描写”がよく現れた作品でした。
「悪魔のいけにえ」の様な異常者一家による惨劇モノですが、やはりゴア描写は卓越していましたね。前半の“ジワジワとした痛み”を感じる描写から、後半にかけての“強烈な印象を叩きつける痛み”と、多量の血飛沫。しかし、フレンチホラーの中では精神的ダメージは少ないゴア描写の様に感じました。「ハイテンション」が一番近いかもしれませんね。
ストーリーの展開上の前置き部分なので、前半はかなり退屈に感じてしまうかも。ですが後半からの強烈なゴア描写と、スピーディーな展開で前半のモヤモヤが吹き飛びました。特に復讐シーンはなかなかでしたね。
ホラー映画好きで観てない方は是非！
