もちお

何がジェーンに起ったか?のもちおのネタバレレビュー・内容・結末

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

 初鑑賞です。
 字幕版です。
 以前から気になっていた作品です。

 とても良かったです。
 特にラストが好きです。

①良かったところ
・緊張感
 ジェーンが何をするのか、ドキドキしながら鑑賞しました。
 ブランチがお医者さんに電話をしているシーンが良かったです。

・嫌がらせ
 食べ物を使った嫌がらせが強烈でした。
 小鳥やネズミで引きました。
 不信感を募らせてから問題ない食事を提供するあたり、悪質でした。
 また、ブランチを頼るシーンもありました。
 行動がぐちゃぐちゃで、狂気を感じました。

・白黒の怖さ
 光と影が強調されるので、映像が怖かったです。
 特にジェーンの目。
 ゾッとする瞬間が何度かありました。

・音楽
 お父さんへの手紙の歌が……
 BGMでアレンジ版が流れたりと、度々かかるので印象に残りました。
 ジェーンの栄光の日々を象徴すると共に、彼女を過去に執着させている曲なのかなと思いました。

・過去に囚われたジェーン
 かつての曲で再起を図ったり、妙に子供っぽい服を着ていたりと、悲しくなりました。
 人々から忘れ去られているのに。
 そして、お人形。
 私は人形が苦手というのもありますが、不気味でした。

・最後
 人々の注目を集めていることに喜びを感じているジェーン。
 人々から好奇の目を寄せられているのに、幸せそうというギャップ。
 ジェーンからすると、ハッピーエンドなのかなと。
 いいラストでした。

②まとめ
 好きな作品です。
 観て良かったです🙇‍♂️
もちお

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