ming

グッドフェローズのmingのレビュー・感想・評価

グッドフェローズ(1990年製作の映画)
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ただの少年の憧れだった
誰にも縛られない
誰からも怒られない
自由な大人たち

だけどそれはある側面でしかなくて、
仲間だと思っている人たちですら自分の行動や発言のちょっとした選択ミスで敵に変わってしまう。敵だと分からないまま弁解も出来ないままいつも通りの穏やかな表情で一瞬のうちに、簡単に殺されてしまう。
1番近くにいる人ですら本当の意味で信用出来ないというのは本当に苦しい
Good fellasと言い合える存在がこの人たちにはいたんだろうか

新しい服を買って、新しい家に住んで、新しい車を買って、物質的にはどんどん豊かになっていったはずなのに私が1番幸福を感じられたのは最後のシーンだったという所に、私は人生において大切にするべきものを学べたと思う

ただの少年に戻ってきたという感覚だった
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