吉良吉影

グッドフェローズの吉良吉影のネタバレレビュー・内容・結末

グッドフェローズ(1990年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

嘘のような実話。やはりギャングの道はぶっ飛んでるエピソード多い。
冒頭の車のトランクで人を殺害するシーン。何故あんな事になっていたのかと思ったら、まさかの侮辱による喧嘩がきっかけ。現実世界で一つの口喧嘩でナイフでぶった刺し&鉛玉ぶち込まれるようなことがあると思うとヒヤッとする。
ジョー・ペシのガンマン並みの早撃ちで殺すシーン。映画全体を通して怒らせてはいけないやつ感が漂ってて、まるで本物のギャング。『ホーム・アローン』では、もはや子供の罠にわざわざかかってあげていた(?)くらい親戚の子供と遊ぶおじさんみたいな存在だったのに、、。
個人的にスコセッシ特有の語り手を用いて場面を補強するような説明が苦手。自分としては映画の絵面に集中したいのに、長々とセリフ聞く手間が生まれるからだ。ただ、独特な間を生み出す静止やカメラワークなど技術的な工夫がなされていて、これぞ「THE・映画」である。
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