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血ぬられた墓標のRIOのレビュー・感想・評価

血ぬられた墓標(1960年製作の映画)
3.8
ヴァイダ家のアーサは怪物として剣山付の仮面を顔に打ち付けられて処刑された
悪魔の種は風と共に消し去ったはずがプロフェッサー・クルヴァヤンの血液で甦る

とても温度のある雰囲気が出ていてイタリア語がまた趣のある優美な印象
18世紀のバルカン人は筋肉ムキムキ

怪物が走らせる馬車が霧の中をスローモーションで走り抜けガラス窓に反射する景色また素晴らしい
グリフォンの紋章の見せ方も絵画的ドラマチック

1世紀2世紀に渡って眠っていた魔女が失った運命を取り戻す為に血と肉体を奪おうとする

ロジャー・コーマン「黒猫の棲む館」と同じ空気と思えば1年差でしたけどより密度が濃く何よりも繊細な構図と散りばめられたシンメトリーが美しい
ストーリーがエキサイティングで楽しかった

カティアがちょっぴりM.Jackson入ってた
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