デブチンバラ

血ぬられた墓標のデブチンバラのレビュー・感想・評価

血ぬられた墓標(1960年製作の映画)
3.5
廃墟と化した館跡、古い豪奢な屋敷、霧が立ち込める森。これらはスタジオに作られたセットなのか、それともロケーションなのかは判然としないが、この映画にふさわしい舞台装置であった。そして、監督のマリオ・バーヴァの撮影による陰影の強いモノクロームの映像が美しい。単にホラー映画にとどまらない芸術的な作品だった。
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