斉藤隼也

レポゼッション・メンの斉藤隼也のレビュー・感想・評価

レポゼッション・メン(2010年製作の映画)
3.8
設定勝ち

設定が面白く説得力がある。
臓器回収人レポゼッションメンの活躍を描く痛快スプラッター映画!(大ウソ)
臓器売買が闇ルートで行われていることをレンタルにしただけ
目に見える様になって臓器を取り立てられると、やれ非人道的だのグロいだのとヒトは騒ぎ立てるのかもしれないが、止むに止まれず臓器を売って病院の治療費などを払う人がこの世には居て、金持ちに買われて行くという現実の方がよっぽどグロい
という逆説的だといえばそういう風にも見える
全身レンタル臓器女の女性器がレンタルで文字通り名器っていうところでなぜか笑ってしまったが、整形美人が行くところまで行くとこうなるのだろうなと、、、
最期は幸せの記憶までレンタル出来ますよと虚しいオチ
しかし苦しまずに余生を幸せな夢で生きることが出来るのならウチの爺さんは1回目の手術のあと夢の中で暮らせたら良かったなと思うのです。
クオリティオブライフ、末期患者の生活の質などが問われる現在の解決は、幸せな夢を患者に見せ余生を過ごすさせてやるということではないかとSFっぽいレビューを書いてみる
斉藤隼也

斉藤隼也