浅丘ルリ子のふわふわうろたえず一点を見つめて歩く佇まい、渡哲也は彼女に振り回されて電柱を回らされるけど、変な穴空いたハットかぶって常時咥えタバコをする気品が両者ともとてもかっこいい。
浅丘ルリ子と…
11/23@新文芸坐
東京での仕事を終えて神戸に潜伏中に出会った女に惚れるやくざの男。
ここまでキザな渡哲也は新鮮。
浅丘ルリ子は大分今の面影がある。いつ頃から今作のような濃いアイメイクになっ…
『望郷』と『勝手にしやがれ』を足して日活が撮れば、“無国籍アクション”と“ニューアクション”の中間ができる絶品なバランス。渡哲也が浅丘ルリ子とのSEXより弟分の敵討ちを優先する青臭さは、ベルモンドで…
>>続きを読むタランティーノ、北野バイオレンスの源泉をチラリ
舛田利雄
「紅の流れ星」
時々、50〜60年代の日活が観たくなります。
その時代の日活といっても中平康の「狂った果実」や鈴木清順の「殺しの烙印」の…
勧善懲悪の日活アクションも1967年ごろになってくるとずっと昔のままというわけにはいかなくなってくる。よりスタイリッシュに、よりハードボイルドに。とにかく新しいことに果敢に挑んだ作品が後世に残るとい…
>>続きを読む日活