和製ジャックニコルソンです

黒い罠の和製ジャックニコルソンですのレビュー・感想・評価

黒い罠(1958年製作の映画)
4.5
この時代にこの長回しをどう試行錯誤してやったんですかオーソン・ウェルズさん。
その発想力も現実に映像にしちゃう想像力も何もかもが素晴らしすぎる…

物語も秀逸で面白いけど、やっぱり圧巻のカメラワークが面白みをめちゃくちゃ補ってる。
なんの説明がなくても立場が弱い人がアングルだけで明白だし、オーソン・ウェルズの人柄にプラスしてアングルのこだわりのお陰で圧倒的な「ボスキャラ」が出来上がってた!!

絞殺するシーンも銃扱うシーンも迫力こそあまり無いものの他の映画には無い狂気が物凄く演出されててカメラアングルの重要性を知りましたね〜

ローアングルで普通に撮ってもあんな狂気生まれないんだよな〜オーソン・ウェルズの人格も相まってるのかな…カメラアングル勉強がまだまだ必要ですね( ߹ㅁ߹)

やっぱり映画って奥深いな、そして面白いな!って再認識させられました。映画大好き!!