まや

セルロイド・クローゼットのまやのレビュー・感想・評価

セルロイド・クローゼット(1995年製作の映画)
4.0
ハリウッド映画においてLGBTQが如何に描かれてきたか検証したドキュメンタリー。物笑いの対象として、悪の体現として、或いは死をもって罰せられる悲劇の対象として、彼/彼女らは大抵シスジェンダーヘテロセクシャル男性目線で語られる。対してヘイズコードから逃れるための婉曲表現は唯一当事者目線のような気がしたけどどうなんだろう。
「個人のアイデンティティを規定するのは文化だ」映画という媒体の持つ具体性を改めて感じる。
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