ほおづき

ソラニンのほおづきのレビュー・感想・評価

ソラニン(2010年製作の映画)
3.5
気の合うバンド仲間とメジャーデビューっていう野望もいつしか消えて、6年付き合った彼女と同棲を始める主人公。
なんとなく就職し
なんとなくギター弾いて
なんとなく日々が過ぎていく・・・
 
自分たちはどうなっていくんだろうって不透明な未来に不安を感じつつも、自分を騙して鈍感になれば世の中をうまく生きていける。でも、それは自分にとって幸せなのか・・・
そんな悩みを抱えつつ、それでも前向きに今を一生懸命生きる。そんな等身大な恋の物語。

原作の漫画が大好きだから楽しめたけど、読んでなかったら楽しめたかな?って思うくらい宮崎あおいPVな映画だった。
でもバンドやりたくなるいい映画だと思う。
    
ちなみに原作漫画は2巻が凄い。
2巻の為の1巻。
    
相手に迷惑かけっぱなしだ・・・
この先どうなっちゃうんだろう・・・
なんか昔は夢があったな・・
仕事やめた~い
わたしは社会人には向いていない
幸せを見つけるってなんだろう?
自分には特別な才能がない!
だけど人生のレールを外れる勇気もない
何かやりたいけど、一歩踏み出せない
あ~も~自分 全然子供だよ!
うわーギター弾きたいー!!
   
そう思っている人のための作品。
自称ニートも必読。