今月は個人的に音楽映画月間。
前橋でVロックを奏でるバンドの紆余曲折を描いたバンドドラマ。
多くのミュージシャン志望がそうであるように、バンド以外で生計を立てつつ、セルフプロモーションを展開する。
そしてやはり多くのバンドがそうであるように、夢と現実の問題が…。
コテコテのコメディというほどのものもなく、どろどろのドラマということもなく。
ちょうどいい塩梅で、辛すぎず軽すぎずな、田舎映画。
主人公たちのバンドは、Vロックにしてはアイドルソングっぽいのが気になったが、よく考えたらアイドルソングっぽいVロックもあったなぁ・・・と。
一時期、Vロックにハマっていたもので、思わず押さえていた作品。
田舎都市で、Vロックスタイルは、完全に浮いちゃうんだけど、そんな描写がなかったのが少し残念。
田舎ロック~ヴィジュアル風~楽しめました。
特典は、メイキングと舞台あいさつ。
コメンタリーは見当たらず。
メイキングは、潔いほどメイキング。
特段インタヴュー的なものを挟まず、撮影の雰囲気を伝えることを前面に押し出した感じ。
スタッフの顔を覚えられるぐらいの構成は珍しいタイプかも。