映画好き交流CINEPARA

KAMIKAZE TAXIの映画好き交流CINEPARAのレビュー・感想・評価

KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)
4.2
【こもけんのレビュー】

2020/4/10

■好き
・キャラクターの
 一人ひとりに凄みがある
・肝の据わった死に方がかっこいい
・緊迫した状況とゆったりとした空気
 の気持ちよさのギャップ
・平成初期の雰囲気

■嫌い
・寒竹(カンタケ)が言ってること
 半分くらい分からない
・こういう権力や単純なパワーを見ると
 なんだかやるせない気分になる
・けっこうスキだらけで危機管理能力
 低すぎないか

■台詞
・愛と勇気と友情と真実の真心を持った暴力
・飛んでるのに飛んでない


任侠と叙情は合うなあ。
ロングショット、物や風景で語るのが
邦画のいいところだよねえ。

任侠の死際って肝が座っていて
とにかくしぶっこいい。

金はあるのになにもできないは
すげえ矛盾だなぁ。

今回のカミカゼタクシーは
歴史のそれとは異なる意味だけど、
きっとコカインを手放した瞬間に
明確な絆が生まれた気がする。

メーターの仕組みがいいなぁ。