YAZ

恋の凱歌のYAZのレビュー・感想・評価

恋の凱歌(1933年製作の映画)
3.7
マレーネ・ディートリッヒの観る

父亡くした純情な娘リリーが彫刻
家と恋に落ちるが男爵の横ヤリ
入って二人の仲はどうなるかの
ラブロマンス

信じてた男に裏切られたリリーの
変貌ぶりが見ものですかね
純情娘なディートリッヒはイメージ
とまるで違うけど可愛かったりするのは
さすが女優。
嫌々ながら男爵夫人になると私が思って
るディートリッヒの表情に変ってゆき
彫刻家と対面するがです

彫刻家が純情娘なリリーの裸像を造るの
が出会いのキッカケで変貌したリリーと
彫刻家の二度目の出会いのような再会時
にもキーポイントとなってる
さすがに本人の体形で作ってないとは
思うけどもしかしたらという全裸像です

コメディではなく恋する二人という風で
もなく身勝手な男に振り回されても心の
奥では思い続けるブレない女性の物語で
男の願望だか都合の良さ丸出しは時代が
時代なのでこういうものかなと

ディートリッヒ見る映画のようでした
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