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恋の凱歌のアップルのレビュー・感想・評価

恋の凱歌(1933年製作の映画)
3.6
マレーネ・ディートリッヒの変幻自在な姿を拝める映画です。親を亡くした農家の娘リリーは伯母が営んでいる本屋に身を寄せます。田舎娘リリーは彫刻家の青年リチャードに恋をしました。浮き沈みの激しいリリーの人生をディートリッヒは素晴らしい演技で魅せます。序盤のうぶな娘時代のリリーはめちゃくちゃかわいらしくてアイドルみたいでした。中盤から終盤にかけて変わっていく姿はアイドルからスターそして大女優になっていくディートリッヒの人生と重なるようで良い意味で鳥肌がたちました。脚本も良かった。ラストの彫刻の使い方も痺れました。
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