バナバナ

Tommy/トミーのバナバナのレビュー・感想・評価

Tommy/トミー(1975年製作の映画)
2.8
ザ・フーが1969年5月に発表した史上初のロック・オペラ・アルバム『トミー』を映像化した作品なのだそう。
監督はケン・ラッセルです。

1945年、父が第二次世界大戦で戦死したという報告の中、トミーは生まれる。
後に母は再婚したが、トミーはとある現場を見てしまい、母と義父から「お前は何も見ず、何も聞かなかった。この事は一生誰にも言ってはいけない」と脅迫された事がショックで、精神的に目が見えず、耳も聞こえず、話せない三重苦になってしまう。
両親はトミーを治そうと色々試みるが…という展開。

台詞の部分まで全部ミュージカルになっています。
母親役のアン・マーグレットが元々歌手らしいですが、スウェーデン人の美人で、歌もめっちゃ上手かった。

内容的には、親の束縛から自分のアイデンティティを取り戻す話でした。私はミュージカルは嫌いではないけれど、この時代の雰囲気が苦手でした。
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