表現とは力であり、権利だ。
言論統制で表現の自由を制限された芸人達が楽しく力強く生きていく。
見ごたえのある作品。
~ざっくりあらすじ~
独裁政権下のスペイン。
内戦が激しくなり、その中で妻子をなくした芸人ホルヘと、孤児ミゲルの“愛”を描いた物語。
芸人たちのユーモアも制限されながら、それでも芸人として生きるホルヘの姿はまさにプロ。その教えを引き継いでいくミゲルもまた力強い。
~表現とは、大衆文化とはなにか~
政権を批判する表現は少しでも許されなかった時代のスペイン。
これは現代でも少なからず起きてる事情だと思う。
世界で権力を持つ大国がまさにそれ。これは許されることなのか。
歴史が間違いを証明しているのに...
大衆文化があってこそ、我々は“大きな力が間違った方向に進むのを止める”のだと信じている。
様々なことを考えさせられる作品。
観て良かった。
TSUTAYAレンタルにて🐤