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釣りバカ日誌のhasseのレビュー・感想・評価

釣りバカ日誌(1988年製作の映画)
4.0
演出4
演技4
脚本5
撮影4
音楽4
技術4
好み4
インスピレーション3

○「合体!」

何の気なしに観てみたら想定以上に面白かった。山田洋二の脚本、台詞の言い回しやリズムが逐一心地よい、日本語の映画っていいなと再認識させられる。ハマちゃん、スーさん、みち子さんのキャラクターと掛け合いもとにかく心地よい。ハマちゃんは東京に転勤してもすぐに馴染んで友人の輪を広げ、込み合う首都高を尻目にボートで水上通勤するなど、ハマちゃんの手にかかれば東京という街の窮屈さ、人間関係の希薄さが霞んでくる。

ハマちゃんとみち子さんが顔近づけてイチャイチャするショットで「西田敏行顔でっか! いや、石田えりが小さすぎるのか?」と感覚バグっていたら、二人がおっぱじめてすぐ暗転、そして「合体!」はマジで笑った。
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