ウディ・アレン作品の中でもかなりお気に入り。
ミア・ファローが常にサングラスをしていて素顔があまり見れないのが残念でしたが。笑
いつもの通り男女の云々~みたいな要素に加え、マフィアに追われるハラハラ感もあり。っていってもウディ・アレン作品なのでこのマフィア達もいい感じに抜けてますが。笑
「人生には笑いが必要だが、少しの不幸も必要だ」という、ダニー・ローズが人生哲学を語るシーンが特に心に残りました。
白黒の映像が暖かみがあり、後半の雨や雪のシーンは独特な味わい。
ラストのパーティでダニーがマネージャーを務める芸人達が揃っているところは、ダニーがしきりに話題に出していた人物ばかりだったので初登場のキャラクターでもなんだか彼らをずっと知っている様な不思議な気持ちになりました。
腹話術師も元気そうでなにより。
ラストシーン、ダニーとティナが何を話していたのか。引き気味のアングルでしたが2人に向けられた眼差しはとても暖かく、素敵な終わり方でした。
エンディングの入り方やエンディング中も続く雑談が心地いい。