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姉妹(きょうだい)のcsmのレビュー・感想・評価

姉妹(きょうだい)(1953年製作の映画)
5.0
実家が動物病院で次々出てくる犬様々可愛すぎてあちこちから漏れる声、でも一番沸いてたのもしや吹替?とすら思わせる淡路恵子のスコート姿かも。フタみたいなニット帽に白衣でウェス組な笠智衆のまわりコロコロする犬〜〜〜手足の先だけ靴下履いてるみたいに白いあの犬〜〜。津島恵子から脂性だ回虫だ言われてコンパスで饅頭ブスリして犬の虫下飲む若原雅夫、無精髭の雑人間でこれはモテる。姉の誕生会で2曲披露するポッポこと美空ひばりはプロすぎる妹、華麗に横移動してデレラの発音も凄い。ゴルフ帰りの伊沢一郎からもらった土産のお面被って歌い踊って林檎剥いてる母沢村貞子に邪険にされるところ、正気か?恐ろしすぎて思わず身を乗り出しました。ブリヂストン美術館も案内する伊沢一郎は元祖ヤバめの愛犬家。黒モジャの犬と家出したポッポ探して望月優子んちでも林檎。良かれと思って勝手に開催した犬の無料診察には国中から可愛い犬集めて行列。最後の津島姉ちゃんの選択は仕事を選ぶとかよりやりすぎの自己犠牲にモヤるし、淡路姉ちゃんと若原雅夫すぐ別れるでしょって言いたくなるが姉妹全員頭おかしいしキャラが過剰で目が覚める強烈さ。薬局の多々良純が寅壱的なパンツでやけにお洒落。
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