河

鏡の中のマヤ・デレンの河のネタバレレビュー・内容・結末

鏡の中のマヤ・デレン(2001年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

印象に残ったこと

- 映像で考えるタイプで詩を書くときは映像を詩に翻訳する必要があった
- 実験映像作家のアレクサンダーハミッドと出会って映像作品を作るようになった
- ダンサーの頃に無音でも踊れるくらいリズムが染み付いた、無音映像でもリズムが意識されている
- 40年代の時点で既に60年代のヒッピーの服装をしていた
- 親が精神科医で夢の分析に強い興味があった
- 散文が横型構造なのに対して、詩は縦型構造を持っていて積み上げてピークに達したところで終わる、マヤデレンの映像も詩と同じ構造を持っている
- 変形された時間での儀礼の社交シーンは幼い時に言語すら違う環境であるアメリカに移住した経験があるのでは
- 変形された時間での儀礼で追いかけてくる人は時間と共に追いかけてくる死
- 文化人類学者と結婚してブードゥーに興味を持ってハイチに行く、そこから10年近く合計21回ハイチに渡航してブードゥーの研究と体験を続ける
- ハイチへの初渡航後から忘我の境地、内なる無限みたいなところに取り組み始めた それを瞑想として表現したのが暴力についての瞑想
- 映画は時間の芸術、望遠鏡で肉眼で見えない物の構造がわかるように、スローモーションでは肉眼で見えない動きの構造がわかる
- 夜の深みは真っ白なスタジオで顔を黒く塗ったり線を塗ったりしたネガを使っている 人の浮遊はカメラと一緒にキャスターに乗って動くことで実現
河