彼女のような人物と同時代に、かつ周辺にいられた者たちは幸せだったであろう。それを物語るのが、冒頭のジョナス・メカスの、大切にしまいこんだ宝物を見つめる笑顔なのだと思う。過激にして繊細、しかしながらそ…
>>続きを読む本作は実験映画作家マヤ・デレンのドキュメンタリーである。彼女はロシア生まれのユダヤ人でありニューヨークを拠点に活動し、44才の若さで亡くなっている。
以下は主な作品で、
1.午後の網目(1943…
44才という若さで死去した映像作家であり、前衛映画のパイオニアとして有名なマヤ・デレンの全作品と彼女の謎に満ちた人生を紐解いてゆくドキュメンタリー映像を収録した貴重な一本。やはり『午後の網目』は何度…
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