ど直球のタイムスリップしたら歴史が変わる！！ってやつだが、「ターミネーター」シリーズより歴史改変、阻止のネタは面白い。その先見の明はハリウッドを凌いでいるかも？
癖強のキャラデザインのキャラクター、メカがゴリゴリ、カクカク動く手書きアニメーションは凄いし、今観ると逆に新鮮。
昭和アニメ全開のダサさはスマートな作品しか創られない現在から思うと持ち味となって楽しめる。
大空飛ぶ茶室なんて失笑スレスレ。
カドカワ映画だからって角川春樹の俳句が挿入されるワガママさ。
安土城の前でラグビーの練習をする(なんのこと？ですよね)シーンに突如ぶっこまれる竹内まりやの「時空の旅人」のシュールさを上回る曲の良さ。
色んないびつさが逆に面白い。
命をかけた初恋に翻弄されるも、それが一生の思い出にならず記憶から抹消される少女の話ととらえるとなんとも儚い。けど、悲壮感全くありませんけどね。
