第22回アカデミー賞(1950)ミュージカル映画音楽賞を受賞したGene KellyとStanley Donenのダブル監督作。
ジーン・ケリーは主演と振付も担当している。
Leonard Bernsteinが作曲したブロードウェイ・ミュージカル作品”On the Town”(1944)を原作とするが、ストーリーや楽曲は大幅に変更されているらしい…。
脚本にAdolph GreenとBetty Comden。
この二人は夫婦に間違われるほどの名コンビで長年に渡りハリウッドとブロードウェイに多くの作品を残した。
しかし…いま見ると誠にくだらない。
どうでもいいことを延々とやっている。
ニューヨークに到着早々、北から南まで1日で全て見て回り、ニューヨーク娘をつかまえると張り切る水兵トリオ。この単細胞さに全く興味が湧かない。そもそも現実世界でも、女!女!女!と女を抱くことしか脳のない、そのことだけしか考えてないようなアニマル全開のオトコが大嫌いなので…
この手のキャラを映画だろうが見ているのがシンドイ。この単細胞たちが楽しそうにしてればしてるほど虫酸が走る。
ミュージカルって楽しそうに踊らなくてはいけないものなのかな?よく知らんけど…そういう映画なら仕方ないのだけど…
3人の水兵は狙い通り女性を引っ掛けることに成功する。あっさりと…大した苦労もせずに…
音楽も全く肌に合わない。
はっきり言って時間の浪費でしかない。