何これ？面白すぎるー！
いや、ホントにどこまでやるの⁉︎ って言いたくなる。。やり過ぎ〜
終始、笑いっぱなし。
コメディ全開！
主人公は、ゲイリー（ジーン・ケリー）、チップ（フランク・シナトラ）、オジー（ジュールス・マンシン）の水兵三人組。
船でニューヨークに降り立ち、早朝〜次の日の朝にはもう旅立たないといけない。
リミットは丸一日。
その間に、華々しいニューヨークの街と束の間の恋を楽しもう！というお話。。
人類学者のクレア（アン・ミラー）、タクシー運転手のブランヒルド（ベティ・ギャレット）、ミス地下鉄のアイヴィ（ヴェラ=エレン）、、と水兵たちが出会うそれぞれのパートナーがまた個性豊かなメンバーで、笑わせてくれる。
博物館のくだりは、もう笑い過ぎてお腹痛くなりそう！！
ジーン・ケリーのストレート過ぎるアプローチ、真顔で甘い言葉、、は "ロシュフォールの恋人たち"でも散々味わっていたけれど、この人がやるとクサイ台詞もそこまで嫌じゃない、むしろハマってて素敵♪となるから不思議だ。。
フランク・シナトラは女に振り回される役柄だけど、何だかかわいらしい。
エンパイア・ステートビルのシーンは、ガイドブックを投げ捨て、男気出して頑張ってる！
急にキスするシーンが連発。。
それぞれ皆さんダンスも上手くて魅せてくれるのだが、ヴェラ=エレンのダンスは特に素晴らしく芸達者！
ウエスト一体何㎝⁈ と言いたくなるほど細いのにパワフル！
これはストーリー&ダンス、両方十分に味わうには一度では足りないなぁ。。
何度も観たくなるのが上質のミュージカル
の証拠！
"ワンナイト・スタンド"と言えば、切ない恋のイメージだけれど、全くセンチメンタルではなく、どこまでも明るいハチャメチャ・コメディ♪
カーチェイスまでやっちゃう、この突き抜け感が楽しい！
大好きな作品になった ♪
＊＊こぼれ話
実は、息子が学校の課題で観ないといけなくてそれに便乗したのだが、なかなかレンタルでもお目にかかれなかった作品。
今回、動画配信サイトで観ることができて、嬉しい♪
若い世代にはどう映るんだろう？と息子に感想を聞いたら、"普通に面白かったよ"とのこと。
こういうのを観て、女心を研究するのだよ！（時代は変わっても、意外に恋愛はこういう王道が吉だったりするもの♪）
