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宮本武蔵 巌流島の決斗のメッシのレビュー・感想・評価

宮本武蔵 巌流島の決斗(1965年製作の映画)
3.6
最終決戦、武蔵VS小次郎を描く。

相変わらず土気色で死相が出てる武蔵錦之助が不気味。

更に旅の途中で子を拾い和気あいあいと楽しげな武蔵。

ヤクザものとキャッキャする武蔵。

懐かしの面々と邂逅する武蔵。などなどかなりエピソード満載で旅をして求道しているんだなという感は色濃い。

それを尻目に多弁な健さん小次郎は若々しくぎらついて武蔵を何故か付け狙う。

この二人が闘う機運の高まり方、テンションの上がり方が良かった。待ちに待たされたラストバトルとして盛り上がった。

最後のともすればあっけない一太刀もガチ感に溢れている。刀じゃない、しかも。

そして武蔵はまたもや亡霊の如く漂っていった。。なかなか味わい深くて良い。
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