ほだ

ブラックホーク・ダウンのほだのレビュー・感想・評価

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)
4.5
リアリティが高く終始緊張感が途切れず、まるで一緒に戦場にいるような臨場感。戦闘シーンが大半で、最後の掃討作戦が実施されて戦地から引き上げた時は心の底からホッとしたくらい。

でも、基地に帰還したのも束の間で、直ぐに引き返す兵士も。古参兵ギブソンはが、「何で戦場に行くのかとよく訊かれる」という多くの鑑賞者も感じているであろう疑問に「自分は国のためでも名誉のためでもなく、仲間のために戦っている」とい語ったシーンが印象的。この答えも私はすっきりしないが、今まで沢山の戦争映画を観て、いつも「何故志願したの?」というテーマに向き合った作品はこれが初めてな気がする。

どうでもいい話だが、そのギブソンを演じたのが、昨日鑑賞したトロイのプリンス、ヘクトルのエリック・バナ。らしいなというキャスティグ。そして、ブラックホークから落下したブラックバーン役がトロイのバカ弟のオーランド・ブルーム。君はここでも迷惑を掛けたのか、、、と、あまりの偶然に笑ってしまった。。。
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