戦争の虚しさ、悲惨さ
アフリカのソマリアを舞台にした戦争映画。最前線に立つ兵士たちが上官の指示に従ってどのような作戦を遂行しているのかを描く。現場で戦う兵士たちは上官からの作戦指示があり、それをひたすら遂行することが求められ、彼らには勝利や敗北も無いのだと感じた。政治によって危険な土地に送られる兵士たちにも家族や家庭があり、一般の人にとっては当たり前のことも犠牲にしながら国のために戦うが、その姿がリアルタイムに報道されることは無い。戦争が無くなればいいなんて、ただ言うことは簡単で、理想に過ぎないと思う反面、彼らによって平和が保たれている部分もあると思う。
アフリカはソマリアで数時間で反政府組織を壊滅させる作戦に参加したアメリカ軍の兵士たち。数時間で終わるとされた作戦の根拠は最新鋭ヘリコプターのブラックホーク。しかし、その虎の子のブラックホークが敵の反撃に遭い、墜落してしまう。最新鋭の技術を敵に掴ませず、負傷した仲間を救うために救出に向かうが、そこには泥沼の状況が待っていた。
