ふわとろ

ブラックホーク・ダウンのふわとろのネタバレレビュー・内容・結末

ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

リアルな映画だと感じた。
上空のヘリと地上部隊では通信のタイムラグであったり地上の敵との攻防であったり、空と地上で情報のギャップ、食い違いの起こりが舞台をより混乱させたように感じた。
自分は米軍の「戦友は生きていても死んでいても決して置き去りやにしない」という信念を知らなかったので部隊の損害が広がるのであればヘリを見捨てるという選択もあったのではないか?と思ったが、指揮官と隊員達の「誰一人置き去りにはしない」という命令と行動で亡くなっていてもヘリから時間をかけて救出するなどその考え方に脱帽した。
医療物資がなく、身動きが取れない状態で仲間を看取るしか出来ないシーンは泣いた。
ヘリを救出しに降下した二人の隊員が敵と戦うシーンがあるが次から次へと大勢で攻め込む敵の姿はゾンビを彷彿とさせるほどの恐怖があり、映画という媒体で画面越しでもこのように恐怖するのであれば実際は想像もできないほどの恐怖なのだろうと改めて戦争が怖くなった。
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