バンバンビガロ

ガス燈のバンバンビガロのレビュー・感想・評価

ガス燈(1944年製作の映画)
3.2
物理的な暴力行為を伴わず、自身の認知能力への疑いを植え付けることにより妻を精神的に追い詰めてコントロールしようとする夫、その暴力性をシャルル・ボワイエがイングリッド・バーグマンを見つめるその目線で巧みに表現する。
薄暗くなるガス燈、天井からの足音、消えたブローチ、亡き叔母への謎の人物からの手紙、消えた宝石等々、物語を引っ張るために仕掛けられた要素が多すぎて逆に話の全体像が簡単に察せられてしまうのはちょっともったいない気がする。
バンバンビガロ

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