前之崎文吾郎

ガス燈の前之崎文吾郎のレビュー・感想・評価

ガス燈(1944年製作の映画)
3.7
旅先で待ち伏せしてるん怖すぎィ。
相手の考える隙を与えずに自分の望む結論に導いてこようとするやつ、それは老若男女問わずやばいやつですよ!
精神的DV「ガスライティング」の語源になったこの映画、初めてまともに観たけどこの古さで、この側から見たら絶妙にキモく、なのに渦中の本人は気付かないとかいう最高にイライラする状況を描けててすごい。
私がまだ小学生くらいの時に、ミステリー映画好きのおばあちゃんが「すごく面白いのよ」と褒めてたので、てっきり推理物かと思ってた。たぶんおばあちゃんの性格的にラストが気に入ってたんだろうな。私も好き。