TRT421

ガス燈のTRT421のレビュー・感想・評価

ガス燈(1944年製作の映画)
3.0
ロンドンで大事に育てられた
イングリットバーグマン演じるポーラ
育て親の叔母が死に
イタリアに渡り
恋に落ち結婚
元のロンドンの家に戻るが
やがてポーラは正気を失っていく
というサイコスリラー

スリラーとしてのひねりは緩いが
追い詰められ方が良い

イングリットバーグマンが
本当におかしく見えてくるだけでなく
見ている自分までクラクラしてくる

鑑賞後に分かったこととして。。

ロンドンの舞台のヒット作を
映画化とのことで
納得の内容
むしろ舞台の方が面白いかもしれない

この映画の原題から
事実を誤認させる行為を
ガスライティング
と呼ぶようになるらしい

本作公開当時1944年
史上世界最大規模のガスライティングを
ナチスドイツ、ヒトラー
が行っていた
と言って良い

そのことへの批判を
この映画にこめていた
というのは考えすぎだろうか
TRT421

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