ロンドンで大事に育てられた
イングリットバーグマン演じるポーラ
育て親の叔母が死に
イタリアに渡り
恋に落ち結婚
元のロンドンの家に戻るが
やがてポーラは正気を失っていく
というサイコスリラー
スリラーとしてのひねりは緩いが
追い詰められ方が良い
イングリットバーグマンが
本当におかしく見えてくるだけでなく
見ている自分までクラクラしてくる
鑑賞後に分かったこととして。。
ロンドンの舞台のヒット作を
映画化とのことで
納得の内容
むしろ舞台の方が面白いかもしれない
この映画の原題から
事実を誤認させる行為を
ガスライティング
と呼ぶようになるらしい
本作公開当時1944年
史上世界最大規模のガスライティングを
ナチスドイツ、ヒトラー
が行っていた
と言って良い
そのことへの批判を
この映画にこめていた
というのは考えすぎだろうか