このレビューはネタバレを含みます
時は18世紀末フランス。郊外の森で野生化した少年が保護された。そのニュースを知った学者先生は興味を持ち引き取り研究することにするのだった。
たった9か月の話なのですが、少年は目覚ましく学習し人間的…
野生児として自然の中で育った少年が、研究者と家政婦の努力と愛情で次第に人間らしい能力を身に付けて行く様子を描いた映画。事実に基づくとのことであるが、まるでドキュメンタリーのような感じの作品。科学の実…
>>続きを読むこういう映画をトリュフォーが撮るんだぁと思った。
原作をかなり忠実に作品にした科学映画のような感じ。一番気になったシーンは、野生児ヴィクトールが数か月間教育された後に逃げ出しても木から落ちてしまうし…
コミュニケーションの概念の無いヒトを、靴を履かせ二足歩行にし、言葉があること、言葉と文字はリンクしていること、感情を表現することをトリュフォー演じる博士が教え続けていき、次第に文明を身につけていく様…
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