imapon

めまいのimaponのレビュー・感想・評価

めまい(1971年製作の映画)
2.9
中沢マリ(辺見)は都会に出てスター街道を行くが故郷の仲間や恩を忘れる事なくマメに手紙を書くいい娘。スターとして活躍するシーンはドキャメント・フィルムでモノトーン。

成熟した魅惑的な肢体とセクシーなポーズで人気を博した辺見マリの歌謡映画という事でかなり期待して観たんだけど・・・

辺見マリのつけまつげ威力だけは堪能できるが、むしろ脇を固める女優陣、范文雀、小川ひろみ、城野ゆき、が目の保養。
歌場面もジャイアント吉田の前でやにわに歌い出す「経験」よりも明けの明星でデュエットする看護婦・白鳥英美子、入院患者・芥川澄夫のトワ・エ・モア「誰もいない海」の方が印象的。

覚えてないけどこの頃の歯科医ってノーマスクで施術してたっけ?
「俺は運転があるからビール小ジョッキで」とか変なところで時代を感じる事ができる。
imapon

imapon