このレビューはネタバレを含みます
身近な人の死ってやっぱりその人の何かを大きく変えるものだよね、はじめて近しい人を亡くした場合は特に。
ハロルドがお葬式が好きなのはよく分かんないけど、モードがお葬式好きなのはいろいろな人の愛情や感情が見られるからと言っていて(確か)、興味のあるものは同じだけどハロルドとモードで視点が違うのが面白かった。それにつまりは表裏一体ってことだとも思う
ハロルドが自殺未遂にハマってしまったのも自分の存在の価値を知ることができたから依存してしまった。存在するだけで価値は当然あるけどその事実を確かめないと生きていけなくなるのはつらいし、モードが言うように日々挑戦することでもっと新しい素晴らしいものを得られるものなんだと思う
ラストも晴れやかでいい
