亜ルパチ

暴力教室の亜ルパチのレビュー・感想・評価

暴力教室(1976年製作の映画)
1.0
オッス!!オラの時間返せ!!!!!

問題児ばかりいる高校に新任教師として松田優作が赴任してくるところから始まるんだけど、POV式のカメラワークで廊下をカツカツ歩いて行き、担任する教室のドアを開け、中に入り、不良生徒たちをゆっくり見渡し、、、たと思ったらカメラはそのまま教師の松田優作を映す!!!

はぁ????今までの映像は何だったんだよ!どう考えても松田優作の主観ショットだったろが!!もうこの時点で嫌な予感しかなかったんですが、案の定クソ映画でしたね。

この学校の不良生徒達はそりゃあもう極悪連中ばっかでヤバいんだけど、何がいちばんヤバいかって、不良のリーダー舘ひろしがどう見ても高校生に見えないのよ!!!無理があるよ!!

でも人を刺したり、窃盗したり、レイプしたり、シンナー吸ったり、学校に火着けたりして、もうどんなに「泣かないで」を熱唱しても親は大号泣の舘ひろし(推定三十路手前)の素行と滑舌の悪さは堪能できて良かったです(真顔)

そんな舘ひろしと松田優作は後に因縁の仲となり、意識失うほど殴り合ったりナイフで戦ったりするんだけど、最終的にはライバルながらもタッグを組んで、汚職にまみれた学校側と戦うというまぁ、ストーリー自体はなかなかアツい話なんです。しかし、、、もう見てられないんですよ!!!

不良たちをこらしめるよう校長に頼まれた生徒会長の新田くんなんて「なんとでもござれ!俺は学園を守る!邪魔するやつは容赦せん!!!」とか言いながら竹刀で舘ひろしに向かって行ってくんだが

な ん と で も ご ざ れ wwwww


そして悪事を暴かれてキレた校長は日本刀を振り回して大暴れ!!そしてそれに立ち向かう松田優作は何故かカンフースタイル!おまえ何故ここでいきなりブルース・リー意識したよ!!!まわりがバットマンvsスーパーマンで盛り上がってる中でこんなクレイジー校長vsドラゴン教師のクソみたいな戦いを観るはめになってとんだ休日だったぜ、、、

妹にツンデレの可愛い優作さんが観れたので1点差し上げます
亜ルパチ

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