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名犬ラッシー/ラッシーの勇気のlemmonのレビュー・感想・評価

3.8
シリーズとしては3作目。1作目に出演したエリザベステイラーが参加しているが、前2作との繋がりはない。

戦後間もなくというところもあり、軍用犬となったコリー犬ビル君が主人公となっている。裁判も出てきたり(犬が被告😅)「アメリカ映画だなあ」と眺めていたが、思いの外、真剣なメッセージが込められた作品と感じれてクライマックスはグッときた。

直接的ではないがPTSDを取り上げていた。国民に、傷ついた兵士への理解をして欲しい意図があったのかも。
軍用犬として過酷な状況(戦争シーンはなかなかしっかり描かれている)を経験したビルが、自身の意志に反して怒り(恐怖)が出てくるように、、、🥺。

名優フランクモーガンがキーポイントをしっかり演じてくれていたのでとてもよかった。
テイラーの子役時代は演技が臭くて少し苦手。大人が求める子供像を的確に捉えているあたりが、かえって胡散臭い。

にしても、本作の冒頭15分くらい?
もう、たくさんの動物たちで癒されまくったよ🥰。動物チャンネルみたいだった😆。
ビル君は家族と離れ離れになった後、森でたくさんの動物たちと友達に😊。
この辺りのシーンが活かされる演出があってもよかったのになあ。
そうなると物語全体をいじる必要があるかな🤣。
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