🖼勝手に秋の絵画展🎨⑨
1968年スティーブ・マックィーン主演「華麗なる賭け」のリメイク。
1999年5代目007真っ只中のピアース・ブロスナンを天才億万長者トーマスに据え、保険調査員キャサリンとのロマンスを描く。
ニューヨーク美術館に強盗団が押し入り未遂で逮捕されるドサクサにモネの名画「黄昏、ヴェネツィア」が盗まれてしまう。
動きの鈍い警察を横目に保険会社の依頼で調査に来たキャサリンは百戦錬磨の勘からトーマスをマークするのだが・・・
モネの手掛かりを探るためトーマスに接近するキャサリン。次第に恋へ発展していき、容疑者逮捕か恋人と逃避行か揺れながら職務遂行するが、それを上回っていく仕掛けが胸スカで面白い。
複雑なプロットを分かり易い流れにしたシナリオが秀逸
トーマスの手のひらで転がされるキャサリン、丁度いい温度で大人の恋を感じさせ観ていて心地良い。
ミステリーとしてもラブロマンスとしても面白かった。
ミッシェル・ルグランのオリジナル挿入曲「Windmills of your mind」も随所に起用、果てはスティングに歌わせるなんて粋!
で?
モネは何処へ・・・
監督 ジョン・マクティアナン
キャスト
ピアース・ブロスナン
レネ・ルッソ
デニス・リアリー
フランキー・フェイソン
ベン・ギャザラ
チャールズ・キーティング
フェイ・ダナウェイ