荒井文助

ロミオとジュリエットの荒井文助のレビュー・感想・評価

ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)
4.7
なせば成る。
やればできる。
You can do it!!
向こうは東、とすればジュリエットは太陽

こういうことは学校の先生に教わりました。

そういう感覚は、今もとても大事だと思っています。

自分の中のやればできるを持ってるのと持ってないのとでは、持ってる方が絶対いいと思うし

そういうことを、学校でよく教わった記憶があるのは、忘れてはいけないからなのかなと思うし

教える側の先生も、教えないといけないし、なにより教えるほうも気持ちいいからかもしれない 笑

でも本当は、やればできるが通用しない世界もたくさんありますよね。

楽しみにしていた遠足が雨で中止になってしまうことは、やればできるが踏み込めない領域で、それは努力ではどうしようもなくて。

必ずしもやる気のあった人が成功するということでもなく、上手くいった人と駄目だった人の差が、努力の差というわけでもなくて。

裕福な家に生まれた命と戦場の村に生まれた命との間に努力はありはしなくて
やればできるが踏み込めない領域を、運命と呼ぶ人もいるけれど、努力しようが、一所懸命頑張ろうがどうしようもないこと

しょうがないことってあります。

やればできるを教える事より、しょうがないを教える事のほうがずっと難しいんだなって
学校先生の気持ちになって、この映画をみて少し思います。

そんな感じです 笑

オリジナルは初めてみました。
時代背景がリメイクとこんなにも違うんだなって。
あの音楽が流れたらもう
荒井文助

荒井文助